国語が苦手な生徒は例外なく主語と述語の認識があいまいです。
今日は私は、朝からごはんは食べませんでした。
この文章の主語と述語をお子さんに尋ねてみてください。
おそらく、かなりの子が主語が「今日は」または「ごはんは」を主語とするはずです。
大人なら「ごはんは」はこの場合「ごはんを」食べると目的の役割の「は」だと理解できますが、多数の子がこのような認識になります。
おじさんが持っているかばんはすてきだ。
この問題も同様によく間違います。
誤答として多いのは、主語が「おじさんが」述語が「もっている」としてしまいます。
小学校の生徒だけでなく中学生でもここを理解できていないケースが年々目立ってきている。
小学校の間に、主語と述語の関係をしっかりと理解しておくことが中学校以降の国語だけでなく、特に英語での差となって表れます。