城陽市の進学塾明秀館塾長です。

今日は小学校の算数と中学校の数学の関係について書きます。小学生の保護者の方に届くと嬉しいです。

中学1年で学習する単元は、「正負の数」「文字と式」「方程式」「比例と反比例」「平面図形」「空間図形」「資料の整理」大きく分類するとこのような学習内容になります。

4月のうちは「正負の数」を学びますがここでは大きな差はあまり見られません。これが曲者で保護者の方も生徒も「あっ、中学の数学って思ってたほど難しくないんだ。」と勘違いしてしまいがちです。特に中間テストでは平均点も非常に高く素点としては高得点になる子が多いので。(城陽市内の中学校では東城陽のみ1学期中間テストが実施されていません。※2025年は少なくともなし。)

差が出始めるのは「文字と式」くらいからになります。特に、計算はなんとかなっても速さ、割合、面積、体積などに進むと顕著に差が出始めます。

このあたりで、「中学の数学は小学校の算数と違って難しい。」と思い始める生徒が多いのですが、実はこれは中学校の数学が難しいのではありません。

「文字と式」の単元で失速する子は、ほぼ小学校5年・6年生の内容がわかっていません。小学校の教科書と中学校の教科書を見比べてもらえばわかると思いますが、文字を使っているかどうか以外はほぼ小学校で学んでいる内容と変わりはありません。

いつもこのブログで登場するカラーテストですが、あのテストで100点でも、それがイコールで教科書の内容が理解できているとはならないのです。

明秀館では、小学生6年生の指導は、「割合・速さ・比・単位変換」を重点的に取り組んでいます。普通の塾なら小学6年生の1月・2月は「中1先取り講座」と銘打って中1の先取りをやっているのですが、そこをぐっと我慢して上記の単元を徹底的にやります。

正負の数の予習は春休みの春期講習からでも十分間に合いますし、何なら中学校が始まってからでも間に合います。

「中1先取り講座」は耳障りもよいです。実際、自分が保護者側なら「小学校の復習」よりも「先取り~」の方が興味をそそられますし(笑)

ちなみに、理科や社会に関しても小学校の内容(教科書)が理解できていれば中学校の定期テストレベルなら困ることはありません。中学校の定期テストで理社の点数が取れない要因は小学校内容の理解・定着不足にあることをこれを読んでくださった方は知っておいてください。