明秀館との出会いは中学2年生の2学期中間テストの頃でした。勉強が次第に難しくなっていくにつれ「もう自分で勉強するのがしんどい、どれだけやったらいいのかわからへんし、やってもちゃんと出来ているのか不安がある。」と娘が言ったのをきっかけに塾を探し始めました。同じ中学校の勉強を一生懸命頑張る同級生が通われていて、指導が熱心だと聞いていたことと、自分で通えるということで連絡しました。ちょうど中間テストの2週間特訓の受付をされており参加させていただきました。最初は教室の緊張感と、といきなりの8時間特訓という娘にとっては初体験ばかりでかなり疲労しており、「大丈夫かな?」と思ったのですが、本人は教室をとても気に入ったようで、静かな環境で勉強に集中できたとのことで、テストに自信を持って臨めたようでした。入塾した頃は、英語があまり得意ではなく、「こんなに単語を覚えなあかん」と必死に頑張っていました。仲間に追いつこうと何度も繰り返す内に、英語の成績が伸びていきました。中3になり、学校説明会等に参加し、城南菱創高校に行きたいという気持ちが固まっていきました。けれど、12月の進路決定のギリギリまで、普通科か教養科学科で悩んでいました。教養科学科に行きたいという思いはあるものの、当日勝負の入試に合格できるのかということがどうしても頭に引っかかっていたようです。中3の2学期は体調や気持ちが不安定な事も多く、集中力も欠き、それが特に数学に表れていました。転機となったのは期末テストのあとです。冬期講習や受験特訓では教養科学科に向けての数学を特訓していただきました。ここから毎日通える明秀館をうまく利用して体のリズムを整えて、それに伴い気持ちも落ち着いてきました。3学期に入り、「教養へ絶対に行きたい! 」という気持ちが強くなり、勉強にも気合いが入っていきました。学校から自宅に帰らずに直接教室に行ったり、夜も体調の無理のない範囲内で精一杯やっていたように思います。娘は学校生活でも行事の活動などで多忙な時には、心身共に疲れが出て、体調を崩すことも多く、よく休んでしまいました。けれど、その時その時に娘の状態をよく見ていただきやりきることが出来ました。塾長はもちろんのこと、スタッフの先生方も温かくサポートを続けて下さり、時には「もっとおいでやー」とお尻を叩いて下さったりと本当に感謝しきれない程です。娘を支えて下さった皆様、本当にありがとうございました。