令和3年度 京都府公立高校 前期選抜志願者数

京都府教育委員会より、前期選抜の志願者数が発表されました。(   )は昨年度の倍率です。

堀川高校 探究学科群 1.53倍(1.60倍)

西京高校 エンタープライジング 2.14倍(2.19倍)※1

嵯峨野高校 自然科学 2.04倍(1.78倍)

嵯峨野高校 共修 1.88倍(1.90倍)

桃山高校 自然科学 1.85倍( 2.40倍)

南陽高校 サイエンスリサーチ 1.69倍(1.60倍)

城南菱創高校 教養科学 1.81倍(2.24倍)

南陽高校 普通 3.23倍(2.17倍)※2

城南菱創高校 普通 2.85倍(2.83倍)

莵道高校 普通 2.89倍(3.04倍)

西城陽高校 普通 3.71倍(3.11倍)

※1  西京高校はA1とA2入試があります。A1が普通の学力のみの入試、A2は指定クラブ(主に陸上競技部)の子たちの試験です。上記の倍率はA1のみの倍率で記載しています。

※2 南陽高校の普通科は、今年度は募集定員が前年度の200名から160名に40名減少。定員は減少したものの志願者は減っていないのでかなりの激戦になります。

http://www.kyoto-be.ne.jp/koukyou/cms/index.php?action=common_download_main&upload_id=18619&nc_session7=5gob62klepinotdinues9qe7s1

全ての答案用紙に目を通す

明後日の奈良私立より高校入試が本格的にスタート。

すでに幸先よく奈良高専の推薦入試にて2名が進路を決めておりますが、その他の子たちにとってはいよいよと自分たちの出番です。

ちなみに前回も書いたかもしれませんが、合格した生徒はそれぞれ西城陽中学校・城陽中学校に所属する生徒です。僕のわかる範囲であれば城陽中は少なくともここ4年間合格者はいません。生徒と学校の先生によれば、その先生も城陽中学校から奈良高専に合格した生徒は見たことがないそうです。

そして、西城陽中学校は僕のわかる範囲では、2012年から合格者はおりません。約10年前からの重たい扉が開いた瞬間です。

前置きが非常に長くなりましたが笑、この時期の僕の指導の大きな役割の一つには「答案用紙の再点検」があります。

その中でほぼ全ての答案用紙に間違って丸をつけている問題があります。ここを適時修正していくことで本番に力を発揮する土台が築けます。

自己採点したものであっても提出してくれたものには全て目を通します。

「自分の答案用紙にはどうせ間違って書いているものがある。」この姿勢をもって試験に臨むことで、失点を減らすことに繋がります。

特に上位校になればなるほど、ケアレスミスなんてものは存在しません。堀川・嵯峨野・西京・桃山は問題文の中で細かい注文を出してきます。

そういったものを用心深く取り組むことができる子を求めていることが入試問題から見て取れます。

注意力がない子はうちの学校に来ないでねということです。

挑戦すること

高校受験において、年々、強く感じることは「このあたりでいいや。」です。

例えば、南陽高校に進学したいけれど、中3の夏の段階で実テ(学校で行われるテスト)が130点くらいしかないから、やっぱり西城陽にしよう。

本当は挑戦したい気持ちもあるのに、それに蓋をして、安全と思われる道に進もうとする。それが、安全かなんて誰もわからないのに思考停止に陥ってしまう。そんな場面に出くわすことが増えてきています。

城南菱創はオール4以下の通知表やと受からない。

明秀館からオール4なくても、普通科も教養も受かってます。

御三家に受かってるくらいだからさぞ賢い生徒さんだったのでしょうね?

いえ、至って普通の子がひたすら行きたい学校に向けて真剣に取り組んだからです。

受験に失敗(ここでは不合格)させてはかわいそう。

大きなお世話です笑。そもそも、チャレンジして不合格がなぜ失敗なのかがよくわかりません。

高校受験で、堀川・桃山・西京・嵯峨野に挑戦した子のうち全部が全部もちろん受かっていません。それでも彼ら、彼女らは間違いなく「挑戦することによって得られるもの」を手にしました。

口だけで努力もしないのはそもそも挑戦とは言いません。

反対に安心・安全と言われるところになんとなく進学した子は、仮にチャレンジした子が不合格で同じ高校になっても(京都は公立が2回チャレンジできますから)もう、それは想像できないくらいの差が開きます。これは毎年事実として教室で起こっています。

今年も学校ではおそらく厳しいと言われている子たちが挑戦します。

良い結果になるように僕たちが全力を尽くすのはもちろんのことですが、果敢に自分よりも高いハードルに挑戦するお子さんをどうか誇らしく思ってあげてください。

嵯峨野高校 時間割・試験時間・配点

嵯峨野高校 京都こすもす科

8:55 集合
9:30-10:20 国語(50分)100点
10:40-11:30 英語(50分)100点
11:50-12:40 数学(50分)100点
休憩
13:35-14:15 社会(40分)50点
14:35-15:25 理科(40分)50点
15:35- 集団面接 25点

425点満点

英語も国語も『感受性』を見る問題が多く出題されます。具体的にはどちらも小説からの出題による心情理解が頻出です。英語長文のラストにはほぼお決まりで、その物語のその後を自分で考えて書きましょうという英作文が出題されますが、これもそういった力を学校側が求めているといるメッセージではないかなと。

御三家のうちで、嵯峨野高校のみが国語からのスタートになります。

西京高校 時間割・試験時間・配点

西京高校の入試は2日間あります。

2021年度 前期選抜 西京高校 エンタープライジング科

1日目

8:30 集合
9:00-9:15 英語 リスニング(15分)
9:30-10:15 英語 筆記(45分)150点
10:35-11:25 国語(50分)100点
11:45-12:25 社会(40分)50点
休憩
13:15-14:15 数学(60分)150点
14:35-15:25 理科(50分)100点

2日目

9:00 集合
9:15-9:55 コミュニケーション(40分)50点

合計600点満点

トップバッターは英語のリスニングからスタートします。西京のリスニングは専門学科4校の中で1番長く時間を取られます。朝一からのリスニングは慣れてないと頭に入ってこないのでタイムスケジュールを合わせた練習が特に直前3週間は必要かつ有効です。

堀川高校 時間割・試験時間・配点

2021年度の堀川高校の入試当日のタイムスケジュールです。※最終確認は必ず各自で行ってくださいね。

8:45 集合
9:20-10:10 英語(50分)100点
10:30-11:20 国語(50分)100点
11:40-12:30 数学(50分)100点
休憩
13:35-14:15 社会(40分)50点
14:35-15:15 理科(40分)50点
15:35-16:15 小論文(40分)25点

合計425点満点

午前中に配点が高い3科目が並びます。午後からは社会、理科そして、疲れ切ったところに小論文となかなかベビーな日程となっています。

朝から夕方まで基本的にマスク着用の中での時間になるので、自分にとって使いやすいマスクの準備も大切です。

コロナ禍で、大手塾の入試応援はさすがに自粛されるとは思いますが、当日はなんか盛り上がってるグループがあるので変に意識しないように。

入試はあくまでも『受験生自身』のものです。周りが何か働き掛けるのはそれまでの指導で十分ですというのが、明秀館のスタンスです。

連綿と続く想い

12月のクリスマスの少し後、今年高専に挑戦する中3生のために、卒塾生の子が来てくれました。

彼女は現在奈良高専に通っていますが、推薦入試に向けてなどを話してもらいました。

帰り際に、来てくれてありがとうね!

そう伝えた時に、

「私も塾長が明秀館の先輩とこうしてお話する機会を作ってくださってとてもためになったのでその恩返しをしてるだけです。」

こう答えてくれました。

また、先日、昨年卒塾した今の大学一年生の子がそれぞれ別々の日に、教室に来てくれて共通テスト前の子たちに差し入れを持ってきてくれました。

こちらも、さっきの高専の子と同じように、

「去年の今頃、明秀館の先輩が持ってきてくれたお菓子やカイロ、ホットアイマスクのメッセージにとても励まされました。今度は私が何かしら返せたらなと。」

学習塾って勉強を教える場所であるとは思いますけど、うちは少なくともこういう「想い」で行動できる子が1人でもいるならそれでいいかなと思います。

誰に言われるわけでもなく、自分の時にしてもらったことを返せる気持ちを持つことが出来たり、感謝の気持ちを行動に表せるのって本当に難しいものです。それは大人になった僕らが1番よくわかりますよね笑

いよいよ、今日から大学入試共通テスト、そして高校受験もスタートします。

特別な日を作らない

今日は自習のみで授業はない日ですが、こういう日に各生徒の現在地が確認できます。

もちろん、週に1回のこの平日休みの日に、病院に通院したりする子もいるのはわかってます。そういったことはなしでという前提です。

特別な日はない。

受験において、特に大学入試においてはこれが真実です。そもそも、受験学年=3年生ではありません。高1でも受験生になっている子もいれば高3のこの時期になっても受験生となってない子もいます。

そもそも、3年になって頑張ったから成績が急に追いつくとか幻想を抱いてる子がいますが、(保護者も含む)もともとから取り組んでいた子はそのまま継続して勉強に向かい合うわけですよね!?

じゃあ、もともとの力が同じであれば追いつかないことは自明の理です。

特に、高校で成績(ここでは模試の結果など)を上げるためには最低でも3ヶ月の集中した取り組むが必要だと思います。これは一つの科目をあげるために必要な時間です。

その間にも学校の授業はどんどん進みます。クラブ活動も大変な時期はあるし、体調も崩すかもしれない。だからこそ、できる時にきっちりと特別な日を作らないで継続するしかないのです。

3連休

お問い合わせの保護者様との話の中で、この3連休をすべて教室を開けることを伝えたら大変驚かれていました。

貴重な3連休はすべて勉強出来るようにします。

生徒に頑張れ、頑張れと言いながら、自分は休んでばっかりそんな先生に誰がついていきたいと思うのか。

牛歩のごとく

牛歩と言うと「遅い」というイメージがありますが、こと勉強に関しては牛歩こそが理想かなと思います。

一歩一歩着実にそして、時には立ち止まったり振り返ったりしながら進むことこそが後に繋がるスタイルになります。

先日も書きましたが、明秀館の現実の目標としては「高校受験で燃え尽きないこと」です。

これまでに何度も書いていますし、これからもきっと書きますが笑、高校からお問合せくださる保護者の方で「高校に受かったけれどそこでまったく勉強しなくなった。入学した時はそんなに悪い成績でなかったんですけど、、、。」こんなご相談をいただきます。

ぎゅうぎゅうの席に詰め込まれて、死んだような顔つきでやらされる勉強を続けていたら、高校入試が終わって早く解放されたいという気持ちのみが原動力になります。

親も高校受験がゴールでそこから先は高校がなんとかしてくれると思います。

いや、思い込みたいと言った方が正しいかもしれませんね。

明秀館に来てくれて、中学の時はそんなにパッとしなかった(周りにはそう思われていたであろう)子が、学年で上位、クラスで1番、国公立大学現役合格、さらにはクラブの主将や部長などやりたいことを全部やりながら高校生活を充実したものにしていきます。

それはひとえに中学からそうなるようにこちらが意図的に指導をしているからです。

丑年の今年はなおさら牛歩というものが大切だということを「対話」の中で伝えつつ、勉強が自分のものであることを実感してもらいたいと思います。