高校入試情報

西京高校 2010年 国語

大問1 説明文 石原千秋「未来系の読書術」より

問1 漢字 5問

問2 接続詞の組み合わせ

問3 傍線部理由説明 記号

問4 傍線部を具体的にすると 記述35字以内

問5 空欄補充

問6 傍線部理由説明 記号

問7 どのようなことか 記述80字以内

問8 どのようなことか A40字以内 B40字以内

大問2 古文 「仮名草子集」『身の鏡』より

問1 主語を選ぶ問題

問2 どのような出来事か 100字以内

問3 逸話の説明として適当なものを選べ 記号

問4 修飾・被修飾の問題

問5 具体的にどのようなことか 記述40字以内

問6 傍線部書き換え 20字以内の書き抜き

問7 会話部分の挿入

問8 二つの逸話を通しての教訓を答える 記述80字以内

2010年度のポイント

西京高校として典型的なパターンの出題の良問です!

大問1は小説を読むという行為の中に作者が隠したこととは何かという受験生が興味を引く面白い文章で。繰り返されるキーワードをうまく拾っていき、筆者の主張と具体例をしっかりとわけて読むことが解答につながる西京高校が求めている国語のテストの王道の問題となっています。

記述は問4、問7、問8にそれぞれ35字、80字、40字、40字と合計で約200字ほど書かされるのでいかにポイントを掴んで通読するかというのがポイントになります。

大問2は余り馴染みのないタイトルからの出題ですが、内容は大問1の説明文(評論文)と同様に西京のなかでは王道の出題内容です。

主語を読み取る問題、会話にかぎかっこをつける問題、教訓をまとめる問題と頻出の形式がオンパレードです。

前半と後半に場面が変わりますが、この手の問題は前半と後半の共通点または相違点を問うてくるので最終的にこの話で何を伝えたいのか(教訓)を意識しながら読む癖付けをつけていきましょう。

この年度の目標点

京都御三家&桃山の中で堀川高校と嵯峨野高校は赤本にて合格者の平均点などを公表していますが、西京高校と桃山高校は合格者の平均点を公表しておりません。

実際に塾長が解いてみた感じと、生徒に演習をしてもらったデータを参考にするとこの年度は55%くらいが目標となります。

この年の国語は西京高校志望者だけでなく桃山高校志望者にも是非解いておいて欲しい問題です。