保護者様の声

西京高校エンタープライジング科合格 保護者様の声

明秀館を知ったきっかけは、当時近くにあったパン屋さんに出向いた時でした。自転車が整然と並んでいるのがとても印象的で、すぐにホームページを検索しました。ブログを拝見し、パンフレットも何度も見て、ここに入塾させたいと思いまいしたが、本人のやる気がなければ到底続かないところだと考え、その時期を待ちました。定期テストの勉強に時間をかけても、それなりの点数でしかない。自分なりにはきちんとやっているのに習得するための勉強法がわからないと悔しがって泣いたのは、1年生2学期の中間テストが終わった頃でした。それまで集めていたいくつかの塾パンフレットを見せ、本人がここに行きたいと明秀館を選択した時にはホッとしました。入塾テストの結果を踏まえた塾長との面談の際には、こちらが思っている不安な点をズバズバと指摘してくださり、娘の弱い部分や解き方の癖、これまでの家庭学習が無駄ではなく活かしていけるところなどを教えていただきました。短時間で子どものことを理解してもらえることほど安心なことはありません。集団塾とは違い、進めていく科目、テキストも個々で違う。入塾当初、少しだけ取り組んだテキストを塾長にやらなくてよいと言われたと持ち帰ったことがありました。しかもこの分野はしばらく勉強しなくていいと。聞いてみると、この部分の内容はできるレベルにあるから他のことを進めていこうとのことでした。無駄なことはさせない、手間がかかるのにそれぞれの習熟度に合わせた方針が、みんなと同じは嫌だという娘と一致しました。長時間の勉強を辛そうにしていたり、学校での出来事で不機嫌そうにしていたり、今日は休みたいのだろうなという日もありましたが、塾長の「とりあえず連れてきてもらったら」のお言葉に甘え、せっせと塾に送り届けました。その日の様子に合わせ、課題を変えてもらったり、本を読む時間を作ってもらったりと、その時々に必要なものを与えてもらい、必要な言葉をかけてもらって、学校の勉強だけではない受験に向けた勉強方法を少しずつ身につけていったのだと思います。目標を西京高校にしたものの、模試の成績が劇的に伸びるわけでもなく現状維持、夏合宿の成績順の席位置を見てもほぼ1日中後ろの方、この子のエンジンはいつかかるのだろうかと心配でした。怒られても、なにかを忘れて反省しても、喉元過ぎれば・・・の子で、こちらをハラハラ(イライラも)させてくれましたが、塾長は「このくらいの年代の子はそんなもんですよ~」とおおらかな気持ちで見守っていただき、大胆なチャレンジをする娘を止めることなく、「受けてみないとわからない。やれることをやっていきましょう」と親の背中も押してくださいました。「自分は気持ちで負けている」とよく娘が言っていましたが、こちらがもう少し可能性のある志望校への変更を提案しても、決して気持ちが揺らぐことはなく、「西京を受験しないことの方が後悔する。落ちてもいいから絶対に受ける」と信念を貫きました。全く気持ちでなんて負けていない強い子(頑固?)だと、自分の進路をきちんと選択しようとする心の成長を嬉しく思いました。学校から帰るとすぐに塾へ直行という明秀館の鑑となる生徒とはなかなかいきませんでしたが、休館日や年末年始にも新館を使わせていただき、勉強を継続することが大事だという環境を塾長がいつも整えてくださったことで、受験生としての自覚が芽生えていったように思います。受験までの半年をほぼ休むことなく取り組むことができたのは、中学1年から長時間勉強で訓練した結果だと思います。1日1週間の単位では子供の努力がみえにくく、ついつい小言ばかりになりますが、積み上げられたプリント・テキストの山、これを取り組んできた時間を考えると、娘の地道な頑張りはとても誇らしく、粘り強く努力して勝ち取った合格は感動すら覚えました。最後の最後までギリギリの状態だとわかっている私を心配させないように、塾長は電話やLINEで娘の様子やまだやれることなどを伝えてくださいました。1人1人に用意してくださる御守りにもこだわりがあって、どんなに忙しくても手を抜かない、子どもと親、どちらもサポートしてくださることに頭が下がりました。塾長をはじめ、多くの講師の先生方に教えてもらえたこと、明秀館で出会えた切磋琢磨できる仲間、自分の近い将来を想像できる先輩方のアドバイス、どれをとっても本当に良い環境に恵まれ受験に臨むことができました。合格後もひと息つくことなく、次に向けて勉強し続けている姿をみると、明秀館に通わせて本当に良かったと思います。自分の意志で進んでいく力をつけていただいたことに感謝しております。本当にありがとうございました。