保護者様の声

同志社大学文化情報学部合格 保護者様の声

初めて、明秀館を訪れたのは、息子が高2の夏休みでした。

娘の塾を探していたのですが、息子も話を聞いてみたいということで話を聞きました。そのころから大学進学のことを意識していたのだと思います。同志社大学に行きたいと言っていましたが、成績を見ると、なかなか難しいと親の方は思っていました。

でも、話を聞いて下さった中川塾長だけが、「高2の夏からなので、ぎりぎりですが、僕の言うとおりに本当にやってくれるなら、間に合うかもしれません」と言ってくださいました。

娘の方は、塾長から「最初は少しゆっくりと通ってみてから決めてもいいよ。」と言っていただき、娘の慎重な性格を見越して、いろいろと配慮していただきながら、2人の明秀館での勉強が始まりました。

高校、大学のダブル受験と言うことで、親の私たちも何度も不安になりました。

とくに経験の無い大学受験では、わからないことだらけでしたが、その度に面談をしていただいたり、電話をかけてくださったりと対応していただきました。

その中で、塾長に言われたのはまずは「本人がやる気があるかどうか」と「本人にやる気があるのなら、親は黙って信じて見守る」ということだったと思います。この「黙って。」というのが、どこの親にとってもなかなか体験なことではないでしょうか。

私が、息子に勉強の事で何かを言ったのは、塾に入って半年くらいたった頃でした。

塾長から、「勉強はやっているが、まだ本当のやる気が見えない。目の色が変わってない」と言われた時だけだったと思います。

「本当に同志社大学に行きたいのかどうか」その事だけは真剣に息子と話をしました。

「絶対、行きたい」という気持ちを聞いたあとは、塾長にすべてをお任せしました。3年生になってからは、模試もたくさん受けました。その度に結果は厳しいものでしたが、塾長はいつも「いい感じできているので、あまり結果に一喜一憂しなくても大丈夫ですよ。」と言ってくださるのですが、本当に大丈夫なのだろうかと不安もありました。

最後の模試などは、「志望校の検討 要」でした。正直、塾長の言葉を信じていいのか、半信半疑の状態になっていきましたが、それでも最後まで「大丈夫です。そんな事より、お母様は万全で受験に臨めるように体調管理だけお願いします。」とだけ言われました。

本人の方も、「絶対合格する」という気持ちから、かなり自分を追い込んでいました。親の方は合格を「信じたい」と思いながらも、「もしも…」のことを考えてしまい、合格発表までは落ち着かない日々でした。

塾長以外で、ただ一人、家族の中で兄の事をわかっていたのは妹でした。「あれだけ、頑張っているのだから、合格するに決まっている」明秀館で一緒に勉強をしている兄の姿を見ていたからでしょう。結果は無事に合格することができました。

合格は親の私たちにとっては、まるで「奇跡」でも起こっているかのようでしたが、塾長だけは喜びながらも「模試のための勉強ではなく、合格のための勉強をしてきたので、その結果です。」と説明してくださいました。

その時、むやみやたらに勉強するのではなく、目標にあった勉強を指導して下さったことを実感しました。妹はクラブ活動が一番だったので、その状況に合わせての塾通いを勧めていただいたおかげで、完全燃焼できたのか、卒部後は、受験への切り替えが早くできたように思います。

無理強いをするのではなく、その時の状況に合わせていただける柔軟な対応はほんとうによかったです。兄の合格を聞いた妹の方は、「自分も必ず合格する」と私達に言いながら、自分にも喝を入れていたようでした。

そして、その言葉通り無事に希望校に合格することが出来ました。兄とは、全く違う勉強のむかい方でしたが、娘に合うやり方にしていただいたのだと思います。同じ塾で、比べあってしまったら…と思っていましたが、兄と同じ塾に通う事と受験も一緒で、お互いに良い刺激にもなりましたし、明秀館が共通の話題になり、仲良くそして良い形で受験に向かうことができました。

そして、妹にとって、3年後のイメージができたことはとても良かったと思います。二人とも、明秀館の仲間や、塾長、講師の先生方のお蔭で受験の辛さを乗り越えられたと思います。本当にありがとうございました。