高校生が受ける模試の種類について
城陽市の進学塾明秀館塾長です。
今日は高校生の模試事情についてお話します。
高校生が受ける模試には、
・学校で受ける模試
・全国模試
・共通テスト模試
・記述模試
・大学別模試
などさまざまな種類があります。
塾生からよく聞かれるのが、
「どの模試が1番難しいですか?」
「模試によって偏差値が全然違うんです。」
という質問です。
結論を先に言うと、一般的には
・ベネッセ(進研模試)
・河合塾(全統模試)
・駿台模試
の順番でレベルが上がっていきます。
それぞれの模試の特徴を見ていくと、
・ベネッセ(進研模試)
全国の高校で実施されるケースが多い、受験者数は3つの模試の中で1番多い模試になります。
・学校で受ける
・基礎問題が多い
・受験者層が幅広い
特に3つ目の受験者層が幅広いことから難関大志望者だと偏差値が高く出やすい傾向があり、旧帝大などの判定にはあまり適しません。
例えば、進研模試で偏差値70前後であっても、駿台模試では55程度になるケースも珍しくありません。
・河合塾(全統模試)
レベル感は標準~やや難しめになり、3つの模試の中では標準タイプの模試になり、最もバランスの良い模試とされることが多いです。塾長自身も生徒全体として考えるとこの模試の結果をもっとも信頼しています。
・受験するかどうかは各自で選択
・志望校判定の信頼度はベネッセに比べて高い
・標準的な良問が多い
私立の関関同立、国公立志望の生徒はこの模試を定期的に受けて成績の推移を見ていくのが戦術的に取り組みやすいです。
ただし、一つ目のベネッセは(特に1年、2年のうちは)受ける受けないとかの選択肢はほぼなく半強制的に学校で申し込まれてしまうので、同時期に全統模試を受けなければならなくなりスケジュールが組みにくいケースも目立ちます。全統だけにしてくれたら良いのにと思う塾講師は少なくないはず(笑)
・駿台模試(全国模試)
ベネッセ、河合塾に比べて難易度が劇的にあがります。
・旧帝大などの難関大志望者の信頼度が厚い
・思考力を試す問題が多い
・偏差値が低く出やすい
駿台模試の偏差値50は全統模試に換算すると60以上になるくらい差がつきます。全統模試ではそこそこ戦えるけど、駿台模試になると歯が立たないというケースが多数。
以上を踏まえて、南陽高校・城南菱創高校から大阪公立大に進学したいという子をイメージして模試の受験プランをあげてみます。
高1~高2の夏頃まで
学校で実施されるベネッセを中心に受験する。偏差値うんぬんよりは校内順位に注目。南陽や城南菱創から大阪公立大に進学するためには、南陽なら学年で30/280位以内、菱創なら20/240位以内が目安になります。南陽の方がは中高一貫のサイエンス組が強いのでその分を考慮して。旧帝レベルを目指す人は1年の11月、2年の春の駿台全国は受けておきたいところ。進研模試で偏差値が60前後の人は駿台ではなく、全統模試がおすすめです。
高2夏以降~
全統模試の受検を増やしつつ、難関大志望者は駿台も受ける。
こんなイメージで進めていけば良いと思います。