「塾行きたいな~。」

明秀館に通う上の子たちを見て何気なく言った一言だったと思います。

勉強はそれほど好きではなく飽きやすいところもあったので通わせるかとても迷いましたが、明秀館がただ知識だけを詰め込むだけの塾ではなく、自分なりの方法を見つけ、自分で考えて勉強していける力をつけてくれるところだと知っていたので悩んだ末、お世話になろうと思いました。

が、案の定、すぐに「嫌々行ってる…」状態になり、週1回の通塾でさえ足が重たくなりました。当然学力は全く伸びるはずもなく悶々としていた時、日常が大きく変わる出来事が起こりました。

コロナ禍での長期休校です。毎日毎日自宅待機を強いられる子供にとって、感染対策を完璧に施し、受け入れてくださる場所があることがどれほど嬉しかったか、たとえそれが「嫌々行ってる塾…」であってもどんなに有難かったことか、今から思い返せばこの時が娘のターニングポイントだったのだと思います。

もともと本を読むのが好きだったので初めは毎日読める漫画を楽しみに通いました。勉強と余った時間での読書。理由はどうであれ毎日通い、(本を出来るだけ沢山読みたいので)出来るだけ長く滞在することで塾長や講師の先生から指導を受ける頻度も大幅に上がり、それに比例するように学力もぐっと上がっていきました。塾に行けば毎日友達とも会えるし、本も読める。勉強もちょっと楽しくなってきた。こうしてコロナ禍が落ち着いてくる頃には娘にとって明秀館は楽しい第2の自宅になりました。

中学生になると勉強が急に難しくなるのを少し心配していましたが、英単語、英語の構文、漢字、四字熟語、算数などの基礎を既にしっかり固めてもらっていたので何とかついていけるだろうと思っていた矢先、入部した部活は超ハード。毎日きつい練習があり土日も半日ですが両日活動がありました。しかも土日の練習はほぼ外部試合だったので帰宅すると夕方でそれはもうクタクタ。しかし「ご飯を食べて休んで疲れをとらないと…」と思っている私を尻目に娘はさっさと準備して「塾行ってくるね。」とあっという間に出ていくのです。そして元気になって帰ってくる。こちらの心配とは裏腹に「いつもの楽しい場所で気の知れた人達に癒されに行く」とでもいうのでしょうか。つらいことも多く何度も何度もやめようと思った部活でしたが、最後の引退まで続けられたこと、そしてそんなハードな部活と勉強が両立できたのは娘にとって明秀館があったからといっても過言ではありません。

部活引退後は夕方帰宅すると、仕事で親がいないので自分でお弁当を詰めて出来るだけ早く塾に行き、夕食をとり、夜まで勉強する生活を続けました。明秀館の良いところの一つは先輩高校生や卒塾生である講師の先生方からリアルな話を聞けることです。授業がない休館日もそんな風に仲良くしてくれる先輩たちがいつもいる新館に娘もいつしか、入り浸る(笑)ようになりました。

塾で多くの時間を過ごしてきた娘にとっても、受験勉強というのはしんどいことの方が多かったと思います。なかなか結果が出ず、よく落ち込みました。どちらかというと自分に自信が持てないほうなので一度落ち込むとモチベーションが保てなくなりその都度、明秀館に引き上げてもらってました笑。「明秀館に行けば、塾長に相談すればなんとかなる!」長い時間のなかで築かれたそんな思いに支えられながら、娘は志望校を自ら決めました。親は見守ることしかできませんでしたが、ある意味それでよかったのだろうと思います。

「続けることを続ける。」

簡単なようで難しいことだと思います。
「高校入試も通過点の一つ」と言われますが、娘に、「こんな私でもやれば出来るんだ!!」という自信を与えてくれたこの合格は、明秀館抜きでは成し得なかった特別な瞬間です。今のこの気持ちを大切に、これから何度でもぶつかるであろう壁を乗り越えるべく、粘り強く挑戦していって欲しいと思います。

最後に、良い時も悪い時も娘にとって最適の方法で寄り添い、支えてくださった塾長、講師の先生方、本当にありがとうございました。そして今後ともよろしくお願い致します。