小学生

小学校のカラーテスト

小学校で実施されるB4判のカラーテストについてですが、あれは基本的に90点以上を取り続けていて基礎的な力が付いている「可能性がある」と理解してください。

小学生の保護者様よりお問い合わせをいただく際によく耳にするセリフですが、

「うちの子は学校の勉強はできてると思うんです。(カラー)テストではいつも90点以上が多いですし。」

この認識が間違っているかもしれないことを保護者の方にわかってほしい。

かなり多くの子があのテストで満点を取ってきますが、やっかいなのは100点より上の点数がないことです。

中学生の保護者からの問い合わせでも、以下は圧倒的に多いです。

「小学校のテストではだいたい90点以上だったんですが…中学校に入って急に勉強が難しくなって定期テストが思うように点数が取れません。」

これは2つ誤解があることから生じる感想です。

ひとつは、上に書いたようにカラーテスト満点は基礎的な内容が理解できている可能性があるに過ぎないということ。

少なくともあのテストだけでお子さんの実力を測るのは不可能です。

もうひとつは、中学校に入って急に勉強が難しくなったのではないということ。

小学校の内容がきっちり出来ていれば(明秀館の観点から)中学校の定期テストで85点を下回ることはありません。

では、小学校の時点で我が子の学力を正確に測るにはどうすればよいのか?

それは全区規模の偏差値の出る模試を定期的に受けることです。

中学受験用の五ツ木・駸々堂模擬テスト会のようなものではなく、公立小学校向けの全国模試をお勧めします。

明秀館でも定期的に実施しておりますのでご興味のある方はお問い合わせください。

最初の第一歩はお子さんの現在地点を保護者が把握することです。