小6の1月、それまでタブレット式の通信教育をしていましたが、もう少し長い時間勉強する習慣が身につけられるといいなぁと思い、塾を探し始め、明秀館のホームページに辿り着きました。
「それぞれの勉強の型を身に付ける」「続けることを続ける」という考え方に感銘を受けて、見学・体験授業の申し込みをしました。そして、何よりも息子自身が、明秀館と他の集団塾の両方の体験授業を受けて、「静かに集中して勉強できる明秀館で勉強したい」と言ったので、こちらへの入塾を決めました。
初めの頃は、1時間以上勉強すれば集中が切れてしまいますし、授業中の姿勢やノートの書き方など基本的なことをよく注意されていました。それでも、塾に行けばたくさんの漫画が読めるというご褒美のおかげか、短い時間でも通塾を続けて、初めての定期テストで100点を取ることができました。夏頃には、塾内に同じ学年の生徒が増えたため、一緒に勉強する仲間ができ、刺激を受けているようでした。
中2になり、コロナ禍で学校が休校になった時も明秀館は変わらず勉強する場所を用意してくれました。部活が忙しくなり、体調を崩したときには、息子本人だけでなく保護者の私にも「まずは睡眠をきちんととって、体調管理を第一にしましょう。」と寄り添う言葉をかけていただきました。また、塾での様子や成績など些細な変化についても、定期的に電話相談や面談の機会を設けていただいたので、安心して任せられると思いました。
保護者向けの受験説明会には、中1から3年間毎年参加させてもらいました。まず1年目は、京都の受験制度を理解し、2年目は、どうやって志望校を決めたのかという高校生の体験談に興味を惹かれ、3年目は詳しい受験日程を確認するなど、きめ細やかな資料とわかりやすい説明のおかげで、毎回多くの不安を解消することができました。中3の夏になっても志望校ははっきり決まらず、コロナの影響で部活の引退が10月後半になるなど、まだ完全な受験モードではないまま、夏合宿に参加しました。朝から晩まで仲間と一緒に勉強する3日間は、本当に貴重な経験だったと思います。
9月に「奈良高専に行きたい」と言い出してからは、受験日程を確認したり、受験に必要な科目を調べたり、何をどうやって勉強したいのかを自分なりに意識して取り組むようになりました。徐々に机に向かう時間が増え、わからないことは自分から塾長にアドバイスを求めるようになりました。そんな息子に対して私にできることは「口を出さずに見守ること」。頭ではわかってはいても、つい余計なことを言いそうになる時があります。「彼の受験ですから本人に任せましょう。勉強のペースはできていますから、大丈夫です。」という塾長の言葉を何度も思い出して過ごしました。
調子が悪く教室にリアルで行くことができなくても、塾長に相談することで適切なアドバイスをしていただけることが、受験に向けて大きな支えとなりました。明秀館の指導方法を信頼して息子を預けて本当に良かったです。そして今、希望していた学校に合格し、春からの新生活を楽しみにしています。
明秀館との出会い、塾長をはじめ講師の皆様に心から感謝しています。本当にありがとうございました。自分のやりたいことが何なのか、じっくり向き合うこと。自分で決めた目標を最後までやり遂げること。これからもそんな経験をたくさんしてほしいと思います。どうか一緒に彼の成長を見守っていてください。