京都府教育委員会から令和4年度の志願者情報が更新されました。
それでは昨年度と倍率の推移を見ていきましょう。
※一部は成績のデータを独自に計算して載せているので教育委員会の発表のものとは若干ことなるかもしれません。
高校名 | 募集割合 | R4年度 | R3年度 |
堀川 探究 | 100% | 1.83 | 1.53 |
西京 エンプラ | 100% | 1.85 | 2.01 |
嵯峨野 自然 | 100% | 1.80 | 2.04 |
嵯峨野 共修 | 100% | 1.93 | 1.88 |
桃山 自然科学 | 100% | 2.03 | 1.85 |
南陽 サイエンス | 100% | 1.54 | 1.69 |
南陽 普通科 | 30% | 2.71 | 3.23 |
城南菱創 教養科学 | 100% | 2.01 | 1.81 |
城南菱創 普通科 | 50% | 2.81 | 2.85 |
莵道 普通科 | 30% | 3.25 | 2.89 |
西城陽 普通科 | 30% | 3.98 | 3.71 |
山城通学圏として2トップの位置づけの南陽高校と城南菱創高校は昨年度とほぼ同じ水準です。
特に城南菱創高校の普通科は完全に同じくらいのレベルの子がここ3年間集まってきている印象を受けます。
なお、南陽の中期選抜に関しては前期で御三家・桃山に届かなかった子が多数流れてくるので(ここ数年は菱創にも流れています。)山城地域の御三家・桃山チャレンジ組がどれだけ合格するかそうでないのかによって中期選抜の倍率は大きく変動します。
城南菱創は前期で教養科学、ダメなら中期普通科に流れてくるので中期選抜も前期選抜同様に高倍率になる予想です。ボーダーラインも昨年同様にオール4に当日点が160くらいは取り切りたいところです。それにしても菱創の普通科は定員の50%募集にも関わらずこの倍率はかなり高い。ちなみに南陽の普通科は30%募集に対する倍率です。
西城陽高校は連続で前期の倍率を上げてきています。春から制服が変更されることも後押ししているかもしれませんね。
次は令和3年11月10日時点での中学校の進路希望調査の結果と合わせてみます。
高校名 | 希望調査 | R4年度 | 差 |
堀川 探究 | 1.96 | 1.83 | 0.13 |
西京 エンプラ | 1.71 | 1.85 | 0.14 |
嵯峨野 自然 | 1.15 | 1.80 | 0.65 |
嵯峨野 共修 | 1.63 | 1.93 | 0.30 |
桃山 自然 | 2.09 | 2.03 | 0.06 |
南陽 サイエンス | 1.26 | 1.54 | 0.28 |
城南菱創 教養 | 1.81 | 2.01 | 0.20 |
南陽 普通科 | 2.63 | 2.71 | 0.08 |
城南菱創 普通科 | 3.11 | 2.81 | 0.30 |
莵道 普通科 | 3.11 | 3.25 | 0.14 |
西城陽 普通科 | 3.82 | 3.98 | 0.16 |
嵯峨野高校の自然科学科は少し変動がありますが、それ以外はほぼ同じと言ってよい水準かなと思います。つまりは11月の進路希望状況は2月の倍率を占う指標になり得るということが言えます。少なくとも参考程度にはなります。西京高校はA1とA2を組み合わせているので計算の仕方によっていくつか誤差が出ます。