城陽市の進学塾明秀館です。
まずは今春の入試結果と、来年度の動向について思うところを軽くまとめておきますね。
今春(2020年3月実施)の入試において、城南菱創高校は中期選抜合格ラインが過去最高に上がりました。少なくとも自分の知る範囲であれば例年だと届いていた子が不合格になっています。
5年ほど前であれば、城陽市内から通知表オール4に、校内実力テストが150点(200点満点)が合否ラインになっていましたが、今春はそれを大幅に超えています。
入試(中期選抜)の合格ラインにおいてはここ昨年は城南菱創に不合格で南陽に回し合格のケースも出てきています。
南陽高校は、来年度からは附属中学校からの一期生が高校に入学します。それに絡んで普通の定員が減り普通科は160名募集とになります。
数年前までは280名の大所帯だった普通科もかなりこじんまりとしたまとまります。
さて、それではタイトルの山城通学圏の上位校のここ10年での塾長の目から見た入学難易度の変化です。
南陽と城南菱創の国公立大学の合格者割合(生徒数分の合格者)は肩を並べるところまで城南菱創が追いつきました。
ただし、これが来年度以降も続くかはまだわかりませんが。
また、個人的には西城陽と莵道に注目しています。
両校からの国公立大学合格者数の推移を毎年見ていますが、西城陽で5年くらい前から起こっている現象が莵道にも同じようになるかというところがポイントです。
西城陽高校から明らかに国公立大の合格者数が減り始めたようなことが、莵道にも起こるのであればますます、南陽≒城南菱創と莵道>≒西城陽のセットができます。
今後、5年間は山城通学圏において、莵道と西城陽の差が縮まるのか、莵道が踏ん張って南陽、城南菱創に寄せていくのかこのあたりでこの4校の立ち位置が大きく変わってくると思います。