明秀館に入塾したのは、小6の夏期講習からで、小6の間は週1回、中1から中2にかけては週2回、中3になってからほぼ毎日通いました。小6の頃は、独りでさんさんバスに乗って行き、帰りは私の仕事が終わり次第迎えに行くという方法でした。塾長はいつもバスが着く時間を気にかけて下さいました。また仕事が長引き、迎えが遅くなっても、本人は楽しかったという表情で満足気に教室から出て来たので、とても安心しました。中学生になると英語のグループ授業が始まり、とても楽しそうでした。中3になり、秋に志望校を決め、合格に向けての本格的な勉強に入りました。志望校の決定は、本人の意思とは言え、この高校を受験することがこんなに大変だと本人も思ってはいなかったのでしょう。帰宅後も不機嫌な日々も度々ありました。それでも毎日頑張って続けられたのは、合格への入念な教材選びにとどまらず塾長や講師の先生方がどのような指導方法や接し方が一番良いのか常に考えて下さったからだと思います。塾で勉強する時も腕時計を準備しておいた方がいい、受験本番と同じ時刻に家でもリスニングの勉強をした方がいい、などタイムリーに具体的なアドバイスもして下さいました。そして卒業生の方からは、本番と同じ時間の電車に乗って独りで受験校まで行く練習をしたというお話も聞くことが出来て、自ら実行していました。また、一緒に頑張る友達がいてくれることも大きな支えでした。学習合宿やクリスマス会での笑顔の写真や、送迎時に友達と楽しそうに話す姿を見ると、とても安心し、この出会いに本当に感謝していました。そんな日々の積み重ねがあり、精神的にもしんどい時期を乗り越えられたのか、1月に入った頃から笑顔が増えていきました。そして前期選抜が終わって無事帰宅した時、「あの時、こうしておけば良かった、もっとこうすれば良かったと思うことは一つも無い。やれることは全てやりきった。結果がどうであれ、これでいい。」と心から思いました。合格発表後も、すぐお弁当持参で塾に行きました。親はほっとして脱力感でいっぱいなのに、いつの間にか私よりずっとしっかりしていて、もう前を向いている姿に成長を感じ嬉しく思いました。塾長が高校受験は一つの通過点と言われるように、本当にこれからが新しいスタートで、今まで以上に大変だと思います。これからも続けることを続け、高校生活も楽しみながら成長していって欲しいと思います。最後になりましたが、中川塾長、講師の先生方、卒塾生の方々、塾生の皆さん、本当にありがとうございました。この場をお借りして深くお礼申し上げます。